ドゥシット動物園タイに来たからには、ゾウさんを見なけりゃね、と思い立ち午前中は動物園に 寄って、午後から解剖学博物館に行く事に決めた。 ドゥシット動物園は、プミポン国王の居住区である「チットラダー宮殿」の隣り にある。付近は緑多い区画になっており、動物園のほかゴルフ場や博物館などが 併設され、総合的な公園の様な佇まいをみせている。市民の憩いの場だ。 |
入場料は150B。 |
エレファント・ハウスというゾウ専用の飼育施設があるという。 息巻いてゲートをくぐると、立派な ゾウのオブジェもあってワクワク感は最高潮。 これは多いに期待できるぞう! |
エレファント・ハウスの前まで来ると、横断幕が張られている。 |
「はうあっ!」 残念。どうやら改装中で ゾウは出張中らしい。道理で客が極端に少ないわけだ。 バンコクくんだりまで来て、現地の活きのいいゾウを見ることは 叶わなかった・・・ しかし、本件は 本日の失意の序章に過ぎなかったのだった。 |
とりあえず、キリンです。 |
とりあえず、猿です。 |
とりあえず、ワニです。 |
とりあえず、ダチョウです。 |
とりあえず、お疲れ。 解剖学博物館気を取り直して、運河ボートを使い チャオプラヤーを遡上しワンラン市場のある船着場まできた。 船着場から続くプラーン・ノック通りは黄色の旗がなびき人々の往来も活発であることが わかる。向かって通りの北側一画が 博物館のある病院エリアになる。 |
バンコクのもう一つの人気スポットが、解剖学博物館だ。チャオプラヤー川沿い に建つシリラート病院が運営する医学総合博物館であり、一般には 総括して『シリラート博物館』と呼ばれることが多い。 特に法医学関係の資料展示が多く、現行写真撮影は厳禁のため内部の様子は知る由もなく、 ホルマリン標本の展示等は、(日本にいるぶんには、)まず此処タイ現地で直接見る以外には滅多に機会がないと いうことになる。 |
日本語案内板もあり、ゲートまでは 楽に行けた。門前まで来て・・・ |
「はうあっ!」 残念。本日が火曜日である事をすっかり忘れていた。 病院運営の博物館なら 土日曜日が休館なら納得できるが、まさか火曜日まで休みだったとは。 もっと良くガイド本を熟読しておくべきだった。 昨日のうち月曜日に観光を済ませておけば良かった と後悔積年。というのは、本日がバンコク滞在最終日だったからだ 。それにしても七日のうち三日は入場できないとは、案外敷居が高いのかも・・・悔やんでも、覆水盆に返らず、だ。 動物園と博物館、立て続けに本意を果たせない事で、私の失意は加速的に増大した。 「もう、怒ったぞう!」 自分の不運と不甲斐なさに独りプリプリと切れまくって、 仕方ないのでヤケクソ気味にバンコク市内の取り残しワット(寺)巡りに勤しむことにしたのだった。 ワット・ラカン |
ラカンとは鐘という意味。 |
ワット・ベーンチャマボピット |
堂内は大理石敷きの豪華なワット。大理石寺院という別称もある。 |
ワット・ボウォーンニウェート |
カオサン通りから一番近いワット |
ワット・ラーチャナッダーラーム・ウォラウィハーン |
ラーマ3世像のすぐ脇にあるワット。 |
防衛省 |
カオサン通り |
「う〜ん、ここが有名なカオサン通りか」 バックパッカーの聖地 として有名なカオサン通り。 通りは2〜300mくらいしかないみたい。そこに露天(主に衣類店)がギッシリ並んでいる。 メインのカオサン通りから方々に細い路地が伸びていて、その奥まった先に宿泊費の安いゲストハウスが密集している。 真っ昼間から、外国人がオープンカフェテラスでビールをカブ飲みしていた。 また、両替商が沢山有って、長期の滞在に非常に便利な土地であるようだ。どっぷり漬かるまでバンコクを 味わい、楽しむ、そんな意図の人々で溢れ返っているようだった。 |
民主記念塔 |
73年10月14日記念碑 |
エーラーワンの祠 |
願掛け、パワースポットとしてタイ国内では大変な人気がある場所らしい。 周囲はとてつもない線香臭が漂い、異様な雰囲気だった。正式名はターオ・マハー・プラマ という。 |
元々はエラワン・ホテルの建設時、安全祈願の為に 建てられた祠堂だったのが始まり。 |
その他 |
日本に比べ、物価も安く気温も安定しており、治安も悪くないようだ。 そして、夜もパワーがあり遊びやショッピングもあって飽くことがない。 最近では、インフラや医療も日本並の高水準に整えられてきて、 長期滞在に人気が出る都市の一つに上げられるのは、何となく納得できた。 |
土産物は、やはり仏像の類が多いようだ。ゾウやガネーシャのデザインも人気。 その他はシルク、石鹸、雑貨など。 私はシャム猫の置物を買った。旅中、一回もシャム猫を見る事は無かったけど・・・ |